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CELINE 長財布 購入は4年前です。 カラー···ブラック×イエロー 柄・デザイン···無地 財布形···長財布 素材···本革 2年程使用し、クローゼットに眠ってました。 外側の革に若干使用感があります。 また小銭入れの中にも使用感があります。 写真は全て現物です。 ご質問や追加の写真依頼など気軽にコメント下さい(^^)

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2022年02月17日

16)クラヌ・メハキム

16)クラヌ・メハキム(Kulanu Mechakim)

歌音源(ハイム・イスラエルさん)
https://www.youtube.com/watch?v=siudUGtezY0

「クラヌ・メハキム」歌詞
-----皆待ってる

歌一番
Fig1(8呼間×4)(ただし踊りでは最初の2呼間は待つ)
〇シャナ ろデフェトゥ シャナ ダヴァる ポ ロ ヒシュタナ
-----年月が年月を追いたて、ここでは物事は変わっていない。
らク ハ・はイム クツァ(トゥ) ヨテーる カーシ~ム
-----ただ人生はもう少し困難である。
ヴェ・ロ ゴメる タ・ほーデシュ らク メはケ レ・ほフェーシュ 
-----だから月末も締めずに、ただ自由を待つ。
ウ・メツァペ シェ・ヤヴォーウ ニスィ~ム
-----そして、奇跡が来ることを期待している。

Fig1(8呼間×4)(ただし踊りでは最後の2呼間を省く)
〇エはドゥ モツィ メ・ハ・キス シェニ コル れガ マふニス
-----ある人はポケットから取り出し、ある人はいつも差し込んでいる。
ヴェ・ほル エはドゥ ベ・ダるコー ホーレ~ふ
-----そして、皆それぞれ我が道を行く。
アふ クシェ・ハ・エーれヴ ヨーれドゥ ミフラス ハ・オシェる ヨれードゥ
-----けれども夕暮れになると、幸福度が下がるのだ。
ウ・メはキム ラ・マシーア~ふ
-----そして、(彼ら人々は)救世主を待つのだ。

Fig2(8呼間×4)
クゥラヌゥ / メはキム らク シェ・ヤヴォ マシーアーふ
-----我々は皆、救世主が来ることだけを待っている。
ノハ[ヴ ア]ダム レ・アダーム シャロム アル コ[ル ハ]・オラ~ム
-----人間同士我々は愛し合うだろう。全世界には平和。
クゥラヌゥ メはキム らク シェ・ヤヴォ マシーアーふ
-----我々は皆、救世主が来ることだけを待っている。
ゼ ズマ[ン ハ]・ゲウラ ボ ニトゥアへドゥ クゥラ~ム
-----それが贖(あがな)いの時であり、そこでは我々は皆一体となるのだ。

Fig2(8呼間×4)
クゥラヌゥ / メはキム らク シェ・ヤヴォ マシーアーふ
-----我々は皆、救世主が来ることだけを待っている。
アズ ロ イユ ミルはモートゥ イトゥモセスゥ ハ・ほモートゥ
-----その時には戦争は無くなり、壁は溶けるであろう。
クゥラヌゥ メはキム らク シェ・ヤヴォ マシーアーふ
-----我々は皆、救世主が来ることだけを待っている。
ヴェ・ロ ティエ ティパ シェル ツァア(る) バ・オラ~ム
-----そして世界には悲しみの滴が無くなるであろう。

歌二番
Fig1(8呼間×4)
〇アル マ シェ・イェシュ リ トダ アル ヨム シェ・イェシュ アヴォダ
-----ありがとう、私に何かがある事に。お勤めがある日に。
ア[ル ハ]・ひユふ ヴェ・ア[ル ハ]ー・スィームは~
-----微笑みに、そして、幸せに。
ア[ル ハ]・シャオトゥ ハ・ヤフォトゥ アル はロモトゥ ヴェ・ティクヴォートゥ
-----美しい時間に、夢と希望に。
シェ・ヒトゥバらふティ ベ・オー(ドゥ) ハツラは~
-----更なる成功によって私は祝福されたことに(ありがとう)。

Fig1(8呼間×4)
〇アふ ベ・ソフォ シェル ダヴァる ボひム アル マ シェ・ニシュアる
-----しかし結局、(人々は)まだある何かで泣いている。
ヴェ・ショへひム エトゥ り[グえ]ー[ィ ハ]ー・ト~ヴ
-----そして良き瞬間を忘れている。
アふ クシェ・ハ・エれヴ ヨーれドゥ ミフラス ハ・オシェる ヨれードゥ
-----けれども夕暮れになると、幸福度が下がるのだ。
ウ・メはキム ラ・マシーア~ふ
-----そして、(人々は)救世主を待つのだ。

Fig2の一回目(8呼間×4)
Fig2の二回目(8呼間×4)



単語解説

シャナ shaná 年
ろデフェトゥ rodéfet 追いかけている
「追う」というパアル動詞「radáf」の現在形・女性単数形
シャナ shaná 年

『shana rodefet shana』=「年が年を追いかける」=「年月が年月を追いたてる」

ダヴァる davár 事
ポ pó <here>
ロ lo 否定辞
ヒシュタナ hishtaná 変わった
「変わる」というヒトパエル動詞「hishtaná」の過去形・三人称男性単数形
「異なる」という形容詞は「shoné」で、「変える」というピエル動詞は「shiná」です。

『davar po lo hishtana』=「ここでは物事は変わらなかった」=「ここでは物事は変わっていない」

らク rak ただ<only>
ハ ha 定冠詞
はイム khayím 生命・人生(複数形のみ)
クツァトゥ k'tsát 少し(副詞・限定詞・数量詞)
ヨテる yotér もっと
カシム kashím 難しい(形容詞)
「難しい」という形容詞「kashé」の男性複数形

『rak hakhayim ktsat yoter kashim』=「ただ人生はもう少し困難である」

ヴェ ve <and>
ロ lo 否定辞
ゴメる gomér 終わっている
「終わる」というパアル動詞「gamár」の現在形・男性単数形
タ ta その~を(口語体)
「et ha」がくっついた言い方。
ほデシュ khódesh 月(暦)
「gamár」は「終わる」という意味ですが、対格標識が付いているので、「~を終わらせる」と解釈しました。

『velo gomer takhodesh』=「そして、この月を終えない」=「そして、月末を締めない」

『lo gomer takhodesh』という題名の歌があり、歌詞を見るとお金に関する世俗的なコミカルな歌のようでした。
https://www.youtube.com/watch?v=ecgZAmRaAbk
その中に「ani lo lo gomer takhodesh」=「私はこの月を終えない」という文言があり、また「ani be.ovardraft」=<I'm in overdraft>=「私は当座貸越中です」という文言もありました。なのでおそらく会計的な意味で「月を締められない」という意味であろうと推測しました。

らク rak ただ<only>
メはケ mekhaké 待っている
「待つ」というピエル動詞「khiká」の現在形・男性単数形
待つ対象は「le」<to>で表します。
レ le <to>(~に、~のために)
ほフェシュ khófesh 自由

『rak mekhake lekhofesh』=「ただ自由を待つ」
主語は「私を含めた一般的な人」と解釈しました。

ウ u <and>
メツァペ metsapé 期待する
「期待する」というピエル動詞「tsipá」の現在形・男性単数形
シェ she 接続詞・関係詞
ヤヴォウ yavóu 彼らは来るだろう
「来る」というパアル動詞「ba」の未来形・三人称男性複数形
ニスィム nisím 奇跡
「奇跡」という男性名詞「nes」の複数形

『umetsape sheyavou nisim』=「そして、奇跡が来ることを期待している」

エはドゥ ekhád ひとつ(代名詞)
「ひとつの」という数詞でもあります。
モツィ motsí 取り出している
「取り出す」というヒフイル動詞「hotsí」の現在形・男性単数形
メ me <from>
ハ ha 定冠詞
キス kis ポケット

『ekhad motsi mehakis』=「ひとりはポケットから取り出す」

シェニ shení ふたつめの(形容詞)
「ふたつの」という数詞は「shnáyim」です。
コル kol <all><every>
れガ réga 瞬間
「ע」で終わる男性名詞
「kol rega」は「各々の瞬間」=「いつも」
マふニス makhnís 差し込んでいる
「差し込む」というヒフイル動詞「hichnís」の現在形・男性単数形

『sheni kol rega makhnis』=「ふたりめはいつも差し込む」
お金を出す人と出さない人がいるのかな?と解釈しました。

ヴェ ve <and>
ほル khol <all><every>
「ve」+「kol」=「vekhol」、語中の「k」->「kh」
「kol」の後ろには名詞が付きますが、それが複数形なら「全ての~」、単数形で定冠詞「ha」が付けば「~全体」、定冠詞無しの単数形なら「各々の~」という意味になります。
エはドゥ ekhád ひとつ(代名詞)
「ひとつの」という数詞でもあります。
「kol ekhad」=「各々のひとり」=「皆それぞれ」
ベ be <in>
ダるコ darkó 彼の道
「道」という女性名詞「dérekh」の後ろに「彼の」という「接尾人称代名詞」が付いたもの 
「彼の道」=「(その人にとっての)我が道」
ホレふ holékh 行っている
「行く」というパアル動詞「halákh」の現在形・男性単数形

『vekhol ekhad bedarko holekh』=「そして、皆それぞれ我が道を行く」

アふ akh しかし・ただ(接続詞)
クシェ kshe ~する時<when>
ハ ha 定冠詞
エれヴ érev 夕暮時(日が明るい時間が終わって夜になる前)
ヨれドゥ yoréd 下りる
「下りる・降る」というパアル動詞は「yarád」の現在形・男性単数形
「erev yored」=「夕暮れが下りる」=「夕暮れになる」

「夜になる」という意味では、『エレヴ・シェル・ショシャニム』では「layla yored」と歌われ、同じ意味で『エレヴ・バ』では「layil rad」と歌われました。「layla」も「layil」も「夜」で、「rad」は「yarad」の文学的用語です。ちなみに「erev ba」は「夕暮れが来る」=「夕暮れになる」です。

『akh kshehaerev yored』=「けれどもこの夕暮れが下りる時には」=「けれども夕暮れになる時には」

ミフラス miflás 水準(水平を基準とした高さ)、レベル
ハ ha 定冠詞
オシェる ósher 幸福
「miflas haosher」は名詞の連結語で<the 幸福の水準>=「幸福度」
ヨれドゥ yoréd 下りる
「下りる・降る」というパアル動詞は「yarád」の現在形・男性単数形

『miflas haosher yored』=「幸福度が下がる」

ウ u <and>
メはキム mekhakím 待っている
「待つ」というピエル動詞「khiká」の現在形・男性複数形
待つ対象は「le」<to>で表します。
ラ la <to the>(~に、~のために)
マシアふ mashíakh メシア(救世主)
「メシア」とは、ヘブライ語で「聖油を注がれた者」という意味です。

『umekhakim lamashiakh』=「そして(人々は)救世主を待つ」
日中はお金のことなどで各自勝手に生きているが、夕暮れ時には一斉に救世主を待つ気分になる、という意味だと思われます。

救世主は様々な宗教に存在しますが、ユダヤ教の「メシア」は、この世の「終末の時」=「アはりトゥ ハヤミム」=<the 日々の終末>の時に、神の「使者」=「シャリアふ」として現れて、イスラエルの民に「贖(あがな)い」=「ゲウラー」をもたらすとされます。「贖い」とは、来世に向けて世界を「矯正」=「ティクゥン」することで、具体的には、「メシア」がイスラエルを敵とする人々と戦って彼らを征服してくれて、世界にユダヤ教のトーラー(モーセ五書)とミツヴァ(戒律)を広めることで、世界が矯正される、という考え方です。
https://he.wikipedia.org/wiki/%D7%9E%D7%A9%D7%99%D7%97

ユダヤ教には昔から「救世主待望論」があり、歴史上では「偽救世主」がしばしば出現しました。古くは、ローマ帝国時代の132年~135年にパレスチナのユダヤ人がローマの支配に対して起こした反乱の指導者バル・コクバは救世主を自称しました。ユダヤ人がパレスチナを追われて離散した後は、アッバース朝のイスラム帝国と中国の唐が751年に「タラス河畔の戦い」をした頃、ペルシア地域のユダヤ人であったアブ・イサという人が偽救世主となり、パレスチナをユダヤ人の国に戻すと言って、アッバース朝に対して反乱を起こしたことがありました。

モンゴル帝国がユーラシア大陸を席巻した13世紀の1240年は、ユダヤ歴では5000年に当たるので、五千年紀ということで、救世主待望論が沸き上がりました。17世紀半ばのオスマントルコ帝国では、シャブタイ・ツヴィが救世主を自称し、ガザのナタンという人が自称預言者となって救世主の出現を大々的に広めたので、その影響は「シャブタイ派」となって後々まで残りました。18世紀半ばのポーランドではヤコブ・フランクが救世主待望論を引き起こし、その後継者らはナポレオンを救世主とみなしました。19世紀後半のイェメンでは、シュクル・クハイルが救世主を自称し、彼はアラブ人により殺害されましたが、その三年後には新たなシュクル・クハイル2世が出現しました。真面目な正統派ラビたちは救世主を名乗ったりはしないのですが、社会的な混乱が生じると自称救世主が現れていました。ユダヤ人の中で自称救世主が現れると、彼らを支配する民族はそれによって不穏になるので、両者を含んで成り立っている社会は尚更混乱する状況になりました。

現代のイスラエルでも、さすがに自称救世主を名乗るのは難しいかもしれませんが、宗教的に救世主の出現を待つという意味での救世主待望論は今でもあるだろうと思われます。その根拠は、最近のイスラエルのフォークダンスの歌詞を見ても、救世主待望論的な歌詞がよくあるからです。この歌もそうですが、他にも、例えば『タヴォ』では「毎日、貴男が来ることを私達は待つでしょう」と歌われていて、文脈上「貴男」とは「救世主」なのではないかと思われました。そしてそのような歌詞は決して珍しいものではありません。

クゥラヌゥ kulanú 我々全て
<all>の意味の「kol」に「我々の」という「接尾人称代名詞」が付いたもの
メはキム mekhakím 待っている
「待つ」というピエル動詞「khiká」の現在形・男性複数形
らク rak ただ<only>
シェ she 接続詞・関係詞
ヤヴォ yavó 来るだろう
「来る」というパアル動詞「ba」の未来形・三人称男性単数形
マシアふ mashíakh メシア(救世主)

『kulanu mekhakim rak sheyavo mashiakh』=「我々は皆、救世主が来ることだけを待っている」

ノハヴ noháv 我々は愛するだろう
「愛する」というパアル動詞「aháv」の未来形・一人称複数形
アダム adám 人・人間
レ le <to>(~に、~のために)
アダム adám 人・人間
「adam leadam」=<man to man>。英語と同じように「率直に」という意味で用いられるようですが、ここでは「人間同士」と訳しておきます。「人から人へ」という表現は「beyn adam leadam」という言い方になります。

『nohav adam leadam』=「人間同士我々は愛し合うだろう」

シャロム shalóm 平和
アル al <on><about>
コル kol <all><every>
ハ ha 定冠詞
オラム olám 世界・永遠

『shalom al kol haolam』=「全世界に平和(がある)」

『kulanu mekhakim rak sheyavo mashiakh』=「我々は皆、救世主が来ることだけを待っている」


ゼ ze これ・それ(男性)
ズマン zman 時
ハ ha 定冠詞
ゲウラ geulá 贖(あがな)い
「zman hageula」は名詞の連結語で<the 贖いの時>

『ze zman hageula』=「それは贖いの時である」

ユダヤ教の「贖い」とは、来世に向けて世界を「矯正」=「ティクゥン」することです。具体的には、「メシア」がイスラエルを敵とする人々と戦って彼らを征服してくれて、世界にユダヤ教のトーラー(モーセ五書)とミツヴァ(戒律)を広めることで、世界が矯正されるという考え方です。
https://he.wikipedia.org/wiki/%D7%9E%D7%A9%D7%99%D7%97

ボ bo 彼の中で、そこに
前置詞「be(ב)」<in>の後ろに「彼の」という「接尾人称代名詞」が付いたもの。<in him>
「そこ」とは、男性名詞の「zman」を受けています。
ニトゥアへドゥ nit'akhéd 我々は一体となるだろう
「ひとつになる、一体となる」というヒトパエル動詞「hit'akhéd」の未来形・一人称複数形
「ひとつ」という数詞は「ekhád」で、「ひとつにする」というピエル動詞は「ikhéd」です。
クゥラム kulám みんな

『bo nit'akhed kulam』=「そこで我々は皆一体となるであろう」

『kulanu mekhakim rak sheyavo mashiakh』=「我々は皆、救世主が来ることだけを待っている」

アズ az <so><then>
ロ lo 否定辞
イユ yihyú 彼らは~だろう
「~である」というパアル動詞「hayá」の未来形・三人称複数形
「~が有る」「~が無い」は、現在形では「yesh」と「eyn」ですが、過去形と未来形では「haya」の過去形と未来形を使います。
ミルはモトゥ milkhamót 戦争(複数)
「戦争」という女性名詞「milkhamá」の複数形

『az lo yihyu milkhamot』=「その時には戦争は無いであろう」

イトゥモセスゥ yitmosesú 彼らは溶けるだろう
「溶ける」というヒトパエル動詞「hitmosés」の未来形・三人称複数形
「溶かす」というピエル動詞は「mosés」です。
ハ ha 定冠詞
ほモトゥ khomót 壁(複数)
「塀、壁」という女性名詞「khomá」の複数形
「khomá」は都市を囲う壁で、建物の壁は「kotel」です。

『yitmosesu hakhomot』=「壁は溶けるであろう」
「壁」とは人々を分断するものです。

『kulanu mekhakim rak sheyavo mashiakh』=「我々は皆、救世主が来ることだけを待っている」

ヴェ ve <and>
ロ lo 否定辞
ティエ yihyé 彼女は~だろう
「~である」というパアル動詞「hayá」の未来形・三人称女性単数形
ティパ tipá 滴
シェル shel ~の<of>
ツァアる tsáar 悲しみ
バ ba <in the>
オラム olám 世界・永遠

『velo yihye tipa shel tsaar baolam』=「そして世界の中に悲しみの滴は無いであろう」
「悲しみの滴」とは「悲しみの涙」だろうと思われます。

アル al <on><about>
マ ma 何<what>(疑問詞)
関係代名詞にもなります。
シェ she 接続詞・関係詞
イェシュ yésh ある
リ li 私に<to me><for me>
トダ todá ありがとう

『al ma sheyesh li toda』=「私にある何かに、ありがとう」=「私に何かがある事に、ありがとう」

アル al <on><about>
ヨム yom 日
シェ she 接続詞・関係詞
イェシュ yésh ある
アヴォダ avodá 仕事、礼拝
「働く」というパアル動詞は「avád」です。

「avodá」は現代語では主に「仕事、職業」という意味で用いられ、古い用法では「礼拝」という意味です。ただしハシディズムでは現在でも宗教的な行動の意味でも用います。
https://en.wikipedia.org/wiki/Avodah

この歌の歌詞一番にはお金に関する世俗的な表現があり、"サビ"では「救世主を待つ」という宗教的な感情が表現されています。なのでここでの「avodá」は、「仕事」の意味なのか、「礼拝」の意味なのか、不明です。両義的なのかもしれません。同じく両義的な意味を持つ日本語に「お勤め」があるので、それを用いて訳しました。「お勤め」=「仏前で読経勤行(ごんぎょう)すること。」

『al yom sheyesh avoda』=「お勤めがある日に(ありがとう)」

アル al <on><about>
ハ ha 定冠詞
ひユふ khiyúkh 微笑
ヴェ ve <and>
アル al <on><about>
ハ ha 定冠詞
スィムは simkhá 幸せ
「幸せである」というパアル動詞は「samákh」です。形容詞の男性単数形は「saméakh」、女性単数形は「smekhá」です。

『al hakhiyukh veal hasimkha』=「微笑みに、そして、幸せに(ありがとう)」

アル al <on><about>
ハ ha 定冠詞
シャオトゥ shaót 時間(女性名詞)
時間という女性名詞「shaá」の複数形
ハ ha 定冠詞
ヤフォトゥ yafót 美しい(形容詞)
「美しい」という形容詞「yafé」の女性複数形

定冠詞付きの名詞に形容詞が付く場合は、その形容詞にも定冠詞が付きます。
「hashaot ha yafot」=<the hours the beautiful(-s)>=<the beautiful hours>

『al hashaot hayafot』「美しい時間に(ありがとう)」

アル al <on><about>
はロモトゥ khalomót 夢(複数)
「夢」という例外的な男性名詞「khalóm」の複数形
ヴェ ve <and>
ティクヴォトゥ tikvót 希望(複数)
「希望」という女性名詞「tikvá」の複数形

『al khalomot vetikvot』=「夢と希望に(ありがとう)」

シェ she 接続詞・関係詞

ここでは、「toda」=「ありがとう」と言うべき対象について名詞節を作っています。『ミシャマイム』に「toda shenatata li pina shel sheket」=「私に静かなる一角をお与えくださり、ありがとうございます」という一節があります。

ヒトゥバらふティ hitbarákhti 私は祝福された
「祝福される」というヒトパエル動詞「hitbarékh」の過去形・一人称単数形
「祝福」という名詞は「brakhá」、同じ語根子音で「bérekh」は「膝」です。「祝福する」というピエル動詞は「berékh」です。元を辿れば、「祝福する」=「ひざまずく」だったのでしょう。
ベ be <in>
場合によっては<with>の意味にもなります。
『創世記』では、「地のすべてのやからは、あなたによって祝福される」の「あなたによって」が「bekha」=<in you>です。
オドゥ od まだ、ずっと<yet><still>
ハツラは hatslakhá 成功

『shehitbarakhti beod hatslakha』=「更なる成功によって私は祝福されたことに(対してありがとう)」
『創世記』を読むと、当時から一般的に、何か幸運があるとそれは神の祝福だと考えられていたと分かります。ここでも、自分が成功していることを神様からの祝福だと表現しています。

「祝福」とは何かはこちら

アふ akh しかし・ただ(接続詞)
ベ be <in>
ソフォ sofó その終わり
「終わり」という男性名詞「sof」に「彼の」という「接尾人称代名詞」が付いたもの
シェル shel ~の<of>
ダヴァる davár 事
「besofo shel davar」は「物事の終わりで」という意味ですが、慣用句的に「最終的に」「結局は」という意味となります。

ボひム bokhím 泣いている

「悲しみや苦しみで涙を流して泣く」というパアル動詞「bakhá」の現在形・男性複数形
主語は「kulanu」=「我々全て」であると解釈しました。
アル al <on><about>
マ ma 何<what>(疑問詞)
シェ she 接続詞・関係詞
ニシュアる nish'ár 残っている、居残っている
「残る、居残る」というニフアル動詞「nish'ár」の現在形・男性単数形

『akh besofo shel davar bokhim al ma shenish'ar』=「しかし結局、(人々は)残っている何かに関して泣いている」=「しかし結局、(人々は)まだある何かに泣いている」

ヴェ ve <and>
ショへひム shokhekhím 忘れている
「忘れる」というパアル動詞「shakhákh」の現在形・男性複数形
エトゥ et ~を(対格標識)
りグえィ rig'éy 瞬間(複数)
「瞬間」という「ע」で終わる男性名詞「réga」の複数形の連語形
ハ ha 定冠詞
トヴ tov 良い(形容詞)
「良い」という形容詞「tov」の男性単数形
ここでは名詞的に「良い事」という意味で使われています。

「rig'ey hatov」は名詞の連結語で<the 良い事の瞬間(複数)>=「良い瞬間」

『veshokhekhim et rig'ey hatov』=「そして良き瞬間を忘れている」

『akh kshehaerev yored』=「けれども夕暮れになる時には」
『miflas haosher yored』=「幸福度が下がる」
『umekhakim lamashiakh』=「そして(人々は)救世主を待つ」



雑記

掌を前に付き出す振付が斬新で、音楽も心地よく楽しい踊りです。題名の『クラヌ・メハキム』は「皆待ってる」という意味ですが、待ってる対象は「メシア(救世主)」で、実はこの歌の原題も『メシア』です。掌を前に付き出す箇所の歌詞は「ゲウラ」すなわち、ユダヤ教の贖い、という単語になっています。贖いの時が来ると、皆が一体化して、戦争が無くなって世界は平和になります。なので、掌を付き出す動作は贖いを求める動作だと解釈できます。

イスラエルの人も、戦争が無くなって世界が平和になることを求めているのは私達と同じだと思いました。ただし、ゲウラとは、皆がユダヤ教に従って一体化することでもあるので、その点は、各自の人権を尊重した上での多様性を重視するという現代の国際感覚では納得できません。戦争が無くなって世界が平和になることは、自分の価値観を押し付けて統一することではないのですが、最終的に求めることは同じだという点では共感できるので、私もそのような気持ちで踊りたいと思いました。

フォークダンスの振付は2019年、Shmulik Gov Ariさんによります。
踊り映像と踊り方説明
https://www.youtube.com/watch?v=_6AW9qCHsRs

前奏の8呼間×4を聞いて、歌が始まってから最初の2呼間を聞いて踊り始める。

Fig1。LOD向きで右足から2歩前進(ct1,2)、両手を左手上でクロスして胸前に置いて弾みをつけながら、チャチャ・ステップでやや円外向きで更に前進(ct2&3)、逆足から同様にLODに更に前進、チャチャ・ステップの部分はやや円内向き(ct5,6,7&8)。
オープンバインすなわち、LODにステップ・前ステップして円内向き・後・横のバインステップでLODへ進む(ct1,2,3,4)、右、左とミシュカールして2歩で回るTASCAM オーディオインターフェース US122mk2で3/4右に回りRLOD向きになる(ct5,6,7,8)。

RLOD向きで右足からのサイドチャチャで円内に側進し、前クロス、戻(ct1&2,3,4)、左足からのサイドチャチャで円外に側進し(ct5&6)、円外にステップからのバスケットボール・ターンで半転し円内向き(ct7,8)。
前クロスからの両側クロスを一往復(ct1,2,3 4,5,6)、右足から2歩で右回りしてLODに進む(ct7,8)。

Fig1をもう一回行うが2回目は、最後は(ct6)までで、右足から2歩で右回りは行わない。

Fig2。円内向きで右足から横にリープ、前クロス(ct1,2)、後のイェメナイトステップ(ct5&6)、左足から2歩で左回りして円内に進む(ct5,6)、円内向きで左足から横にリープ、前クロス(ct7,8)。
後イェメナイト(ct1&2)、右足から膝曲げて前ステップして両手を上に上げる、戻してステップ(ct3,4)、右に90度向きを変えて円外へ右、左とミシュカールして2歩で回るミシュカール・ターンで3/4右に回り円内向きになる(ct5,6,7,8)。

円内向きからややRLOD向きにりなりつつ両足ジャンプ、後クロス、チャチャ・ステップで右半転しつつLODに進む(ct1,2,3&4)、円外向きから逆足から同様に行ってLODに更に進むが、最後はLOD向き(ct5,6,7&8)。
右足を前に大きくスタンプ・ステップし、右手をパーで前に出す(ct1)、戻(ct2)、後イェメナイト(ct3&4)、左足から2歩でRLODに向かって左回り(ct5,6)、LOD向きから小さく後イェメナイトし円内向きになる(ct7&8)。

Fig2をもう一回行う。

Ending。2回目のFig2の最後の(ct7&8)はイェメナイトを行わず、(ct7)で左足をステップして両手下で広げてポーズで終わる。





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